特定非営利活動法人日本音楽国際交流会

設立の趣旨
 日本の伝統楽器である箏、尺八、三味線などは、今では日本人のみでなく多くの外国人にも愛され、これらの楽器を演奏する外国人もそれほど珍しくなくなりました。また、日本の代表的な現代音楽作曲家も伝統楽器を対象に作曲することも多くなり、伝統楽器を含むオーケストラ曲が外国で演奏されることもあります。即ち、日本の伝統音楽は、いまや日本のみならず世界の大きな文化的な財産となっているのです。
 以上のような状況を背景に、古典から現代音楽までを含む日本の伝統楽器による音楽を世界のより多くの人々に理解してもらうことを目的として、1988年日本音楽交流会が設立されました。それ以来、国内外の数多くのレクチャーコンサートや現代邦楽作品のデータベースの作成他、多くのユニークな活動を行なってきましたが、1993年に、本会の活動に対して温かいご援助をいただいた故大来佐武郎先生のご遺志を記念して、本会の名称を大来記念日本音楽国際交流会と改め、現在、特定非営利活動法人日本音楽国際交流会として活動を行っています。
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