楽曲編成 |
イヨ比良や小松の、朝通ひン、 イヨツ褄がイヨ、褄が濡れ候ン、磯打つナンン浪ン。
イヨ塩津海津に、ある時はン、 イヨノウソレ上り、イヨ、上りたいよノヤン、坂モモン、ソレ本ヘン。
門に立ちたは、ン八文字ン様か、 夜風身ンの毒、ン夜風身の毒、内にやござれ。
何時の何時、イヨそなたをソレ見め、 賊がイヨ身は、ただノ磯辺のイヨ千鳥、啼かぬ間もなや、ン啼かぬ間もなや、イヨ君ゆゑに。
此所は三条か、ヤレ釜の座か、一夜泊りて、しげり参らしょ、
エイ我が殿御は、名古屋にござる、さてもお留守は、物憂いものよ、イエイえいえい、さらさらと、石を曳く、えいえいえいえい、やっと言て、曳くには、夢だんべ、えいとイヨ、やっと言て、曳かばノ、靡きゃるがノ、ソノやっと言て、えいとえいさらえ。
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