作曲者 八橋検校
曲名 菜蕗 −箏組歌
曲名カナ フキ −ソウクミウタ
作曲年
楽器構成 歌,箏
楽曲編成 菜蕗といふも草の名 茗荷というふも草の名  富貴自在徳ありて 冥加あらせ給へや 春の花の琴曲 花風楽に柳花苑 柳花苑の鶯は 同じ曲を囀る 月の前の調は 夜寒を告ぐる秋風  雲井の雁が音は 琴柱に落つる声々 長生殿の裡には 春秋を富めり 不老門の前には 月の影遅し 弘徽殿の細殿に 佇むは誰々  朧月夜の尚侍の督 光源氏の大将 誰そやこの夜中に 鎖いたる門(を叩くは 叩くともよも開けじ 宵の約束なければ 七尺の屏風も 躍らばなどか越えざらん  羅綾の袂も 引かばなどか切れざらん
演奏時間 16分32秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日 1970/07/13
演奏者 歌・箏 阿部桂子
備考 八橋検校作曲の箏組歌の表組第一曲。別名「越天楽」ともいう。筑紫箏の「ふき」を原曲とし、これを陰音階の調弦である平調子の箏による芸術的歌曲としたもの。
作曲者カナ ヤツハシケンギョウ
曲名コード 03-a1
サウンド
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