作曲者
野川検校
曲名
子の日
曲名カナ
ネノビ
作曲年
楽器構成
歌,三弦,箏
楽曲編成
千代を重ねし常盤の松は、猶も御代をも仰ぐなり。 君が代は治まる国や、四つの海、岸打つ波も長閑にて、千歳を過ぐる雛鶴が、直なる枝に巣をくひて、恵みも深き玉川の、流れに棲める我等まで、 心浮木の亀あまた、万代までも幾千歳 実に治まれる国かなと、君に曳かるる松ヶ枝の、立ち寄る影はいつまでも、老いても朽ちぬ常盤木と、誰か言ひけん瑞籬の、久しき世世を祝ひ込め、高き屋に登りて見れば、煙立つ民のかまどは賑ひて、治る門の目出度さよ。
演奏時間
9分19秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日
1984/07/02
演奏者
歌・三弦 富山清琴、箏 富山清隆
備考
野川検校作詞か。 歌詞は正月の子の日の松の根曳きの行事を歌った物で、祝言曲。本調子から二上がり。
作曲者カナ
ノガワケンギョウ
曲名コード
10-b1
サウンド
イメージ