作曲者 光崎検校
曲名 七小町
曲名カナ ナナコマチ
作曲年
楽器構成 歌、三弦、箏、尺八
楽曲編成 蒔かなくに、何を種とて浮草の、浪の畝々生ひ茂るらん。草子洗ひに名にしおふ、その深草の少将が、百夜通ひも理や。日の本ならば照りもせめ、さりとては又天が下とは、下ゆく水の逢坂の、庵へ心関寺の、うちも卒塔婆も袖褄を、引く手あまたの昔は小町。 今は恥し市原野。古跡もきよき清水の、大悲の誓ひかがやきて。曇りなき世に雲の上、在りし昔はかはらねど、見し玉簾の、内やゆかしき、内ぞゆかしき。
演奏時間 20分41秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日 昭和41年9月発売
演奏者 歌・三弦 阿部桂子、歌・箏 藤井久仁江、尺八 山口五郎
備考 船坂三枝作詞、八重崎検校箏手付。京風手事物の大曲。小野小町に関する七つの伝説をもとにして、伝説中の和歌や基づく能の曲名などを詠み込んでいる。
作曲者カナ ミツザキケンギョウ
曲名コード 36-b2
サウンド
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